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新嘗祭とは?11月23日の収穫感謝と勤労感謝の日との関係

ふくみる編集部

宮内庁が撮影した新嘗祭の儀式の一場面
この記事の目次
新しい実りを、神さまへ

新嘗祭(にいなめさい)は、その年に収穫された新穀を神々に供え、実りへの感謝を捧げる祭りです。現在は毎年11月23日に宮中と全国の多くの神社で行われます。同日は「勤労感謝の日」でもあります。

新嘗祭(にいなめさい)とは?「新」と「嘗」の意味

新嘗祭は「しんじょうさい」とも呼ばれます。伊勢神宮の説明では、「新」は新穀、「嘗」はお召し上がりいただくことを意味します。収穫した米などを神さまに供えて恵みに感謝し、宮中では天皇陛下も新穀を召し上がる祭典として受け継がれています。

宮内庁が撮影した新嘗祭の儀式の一場面
新嘗祭の一場面。宮内庁撮影、政府広報オンラインより。Wikimedia Commons掲載、CC BY 4.0。

いつ行われる?勤労感謝の日との関係

新嘗祭は現在、毎年11月23日に行われます。宮内庁は、この日の祭典を宮中恒例祭典の中でも特に重要なものと紹介し、神々へ新穀を供えて神恩に感謝する祭りとしています。全国の神社でも同じ日に祭典を行う例が多く、神社ごとの神田で収穫した米や、その土地の作物を供えることがあります。

11月23日は「勤労感謝の日」でもあります。政府広報によると、祝日法制定前はこの日が祭日「新嘗祭」として休日でした。現在の祝日は、勤労を尊び、生産を祝い、互いに感謝する趣旨です。新嘗祭と祝日の趣旨には、収穫や働きへの感謝というつながりが見えますが、祭典と国民の祝日は別のものとして理解しましょう。

祈年祭と並べると、農の一年が見える

春の祈年祭は、これからの豊かな実りを祈る祭りとして、新嘗祭と対に語られることがあります。春に願い、秋に収穫を感謝する流れを知ると、稲作の一年と祭りの関係が伝わってきます。供えられる米・酒・野菜などの食べ物は神饌と呼ばれ、祭典の内容や地域によっても異なります。

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伊勢神宮では、神嘗祭(かんなめさい)で新穀を供えるため、古くは新嘗祭を行っていませんでしたが、明治5年に勅使を遣わす形で始まったと公式案内にあります。同じ収穫感謝の祭りでも、各神社にはそれぞれの歴史があることが分かります。

暮らしの中で、実りに目を向ける

新嘗祭は神社の祭典ですが、食卓に並ぶ米や野菜が、季節の移り変わりや多くの人の仕事につながっていることを思い出すきっかけにもなります。神社を訪ねる場合は、祭典の日時や参列の可否を各社の公式案内で確認してください。祭典で神さまへ供えるお神酒や、神前へのお供えを包む初穂料(はつほりょう)の記事もあわせてどうぞ。

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2026年の動きは、伏見稲荷大社の抜穂祭と伊勢神宮の新嘗祭もあわせて読むと、収穫から奉納へつながる流れをたどれます。

出典

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