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お神酒とは?神さまに供える酒と直会の意味

ふくみる編集部

明治神宮に奉納された日本酒の酒樽
この記事の目次

お神酒(おみき・御神酒)とは、神さまにお供えする酒のことです。神社の祭典では神饌の一つとして供えられ、祭りの後に参列者がいただく場合もあります。お供えすることと、いただくことの両方に意味があります。

まず3つだけ

  • お神酒は、神前にお供えする酒の呼び名。
  • 米を原料とする日本酒が一般的ですが、祭典や地域によって扱いは異なります。
  • お供えを下げていただく祭典後の儀礼を「直会(なおらい)」といいます。
明治神宮に奉納された日本酒の酒樽
明治神宮に奉納された酒樽。写真:Xiquinho Silva(Wikimedia Commons・CC BY 2.0、加工なし)。

お神酒とは?「神酒」「御神酒」の読み方

「お神酒」は「おみき」と読み、神さまに供える酒を指します。「神酒」「御神酒」と書くこともあります。神社本庁は、神さまへ供える食事を「御饌(みけ)」、酒を「御酒(みき)」と説明しています。米・酒・魚・野菜などをまとめたお供えは「神饌(しんせん)」と呼ばれ、お神酒はその一部です。

神社では祭典の内容に応じて神饌が調えられます。家庭の神棚でも酒を供えることがありますが、供える頻度は一律ではありません。神社本庁は米・酒・塩・水を基本に挙げており、無理のない範囲で地域や神社の習わしに従いましょう。神饌全体の品目は神饌とは?お供えの意味で紹介しています。

お神酒はなぜ供えるの?

お神酒は、神さまへの食事やもてなしの一部として供えられます。神社本庁によると、祭典で神饌を供えることには、神さまをお迎えしておもてなしをし、神恩への感謝や地域の安寧を祈る意味があります。酒は米から造られるため、稲作や収穫への感謝とも結びついてきました。

神社本庁はまた、お供えしたものを祭典の後に参列者がいただく「神人共食」を、日本のお祭りの特徴の一つとして説明します。お神酒も、神さまに供えたものを人が分かち合うことで、祭りの場を結ぶ役割を担ってきました。

神饌・お神酒・直会の違い

言葉 何を指す? いつ関わる?
神饌(しんせん) 神さまに供える食事や酒など 祭典や神棚のお供え
お神酒(おみき) 神前に供える酒 神饌の一つとして供える
直会(なおらい) 供えた御饌・御酒などをいただくこと 祭典の終了後

「神前にお酒を供える」ことと「お神酒をいただく」ことは、似ているようで場面が違います。祭典の後に供え物をいただく場合は、神社の案内に従いましょう。

お神酒をいただく「直会」

直会とは、祭典が終わった後に神前へ供えた御饌や御酒を、神職や参列者がいただくことです。神社本庁は、神さまと人が同じものを食す神人共食が直会の根本的な意義だと説明しています。お神酒を少量いただく形で直会を簡略化することもあります。

いただくときの心がけ

お神酒が振る舞われるか、どのようにいただくかは祭典や神社によって異なります。年齢や体質などで飲めない場合は、無理に口にせず、神職や係の案内に従いましょう。

神棚にお供えするとき

家庭でお神酒を供える場合は、神棚や神社から案内されている方法を確認し、器や置く場所を整えます。毎日供えるか、月初めや祭日などに供えるかは家庭ごとの習慣によります。お供えした酒を下げた後は、衛生面に気をつけて扱いましょう。

神棚にお神札をまつる場所がない場合は、神棚がない家でのお神札の祀り方も参考になります。神社で受ける酒や祭典のしきたりも、各社の案内を確かめてください。

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