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松川だるまはなぜ青い?仙台張子の豪華な顔と商売繁盛の縁起

ふくみる編集部

蟹仙洞で展示されている仙台張子の松川だるま。青い胴に華やかな飾りが施された実物写真。

仙台張子の松川だるま(蟹仙洞展示)。写真:Hasegawa.mayu / Wikimedia Commons、CC BY-SA 4.0。

この記事の目次

松川だるまは、宮城県仙台市で作られてきた、華やかな彩色と飾りが特徴の張子だるまです。真っ赤なだるまを想像して見ると、青い胴や美しい模様、七福神などの絵柄が目に入り、だるまにも地域ごとに多彩な姿があることが分かります。仙台では家の安全や商売繁盛を願う縁起物として親しまれてきました。

松川だるまは誰が始めた?

宮城県の公式説明では、仙台張子は天保年間(1830〜1844年)ごろ、仙台藩士・松川豊之進が創始したものと伝わります。松川だるまは仙台張子の代表的な製品です。歴史的な人物と制作法を結びつける伝承であり、現在流通するすべての一体が江戸時代に作られたわけではありません。現代でも工房による制作が続いています。

なぜ青色が目立つの?

松川だるまには、海や空を連想させる青い胴に福を象徴する図柄を描いた作品があります。青には空や海を重ねて願う説明もありますが、色の意味や使用範囲は工房・時代で異なります。青くなければ仙台張子ではない、あるいは青い品は全て松川だるまという判断はできません。赤や金などの装飾も含め、全体の表情を見たいところです。

七福神や宝船の飾りは何を意味する?

商売繁盛や家内安全を願う七福神・宝船などの図柄がだるまの胴に取り入れられます。高崎だるまのように眉を鶴、ひげを亀に見立てる例とは、顔や表面の構成が違います。飾るだけで収入が増えるという保証ではなく、家族や店への願いを表した工芸品です。

高崎だるま・松川だるま・姫だるまの違い

種類 地域 姿の目印
松川だるま 宮城・仙台 華やかな胴の絵、青色の品も
高崎だるま 群馬・高崎 鶴亀に見立てる眉・ひげ
竹田の姫だるま 大分・竹田 女性の顔、赤い着物

郷土だるまの産地と違いも参考に。

仙台張子はだるまだけ?

宮城県によれば、仙台張子には松川だるまのほか、黒面、俵牛、虎、黒馬などの題材があります。仙台張子という技法・地域の分類と、松川だるまという代表作品の名前を混同しないようにしましょう。

買うとき・飾るときの確認点

  1. 産地・工房名・作者名を確認する
  2. 青い塗装や金色の装飾のはがれを見る
  3. 高さ、胴の幅、置き場所を測る
  4. 古物はひび、補修、箱書き、制作年代の裏付けを確かめる
  5. 紙の張子なので湿気や水洗いを避ける

関連記事・実物を探す

だるまの色の意味、だるまの目入れ、姫だるまの由来もどうぞ。実物は福もの市場のだるま、古い一点ものは掘り出し物市場で探せます(広告・PRを含む場合があります)。

参考資料

こんな福の話もあります

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仙台張子・玉入り松川だるま3寸

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青い胴と両目の松川だるま・約15cm

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約15cmの青い一体を、実物の彩色から選びたい方に。飾られていた品の顔を写真で見比べられます。

高さ約15cm、ガラス棚で保管していたとの説明。すでに両目が描かれた品です。青い胴の彩色と保管状態を出品写真で確認してください。

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小ぶりな松川だるま・約12〜13cm

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もう少し小さな松川だるまを探す方へ。同じ青い胴でも、顔や金彩の違いを楽しむ出品です。

つつみのおひなっこや・佐藤家の品と出品者が説明しています。作者の独立鑑定はしていません。高さ約12〜13cm。彩色と底の表記を写真で確認してください。

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