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砥部焼とは?青い唐草と厚手の白磁、くらわんか茶碗の選び方

ふくみる編集部

愛媛県砥部町の砥部焼。葡萄と栗鼠の染付文様を施した蓋付壺(愛知県陶磁美術館所蔵)

Wikimedia Commons: Aichi Prefectural Ceramic Museum (56).jpg — Gryffindor — CC0 1.0

この記事の目次

砥部焼(とべやき)は、愛媛県砥部町で作られる、白い磁器に藍色の唐草を描いた器で知られる焼き物です。素朴な筆の線や、手にしたときの安定感が魅力。厚手の茶碗や皿は普段使いの器として親しまれますが、現代の作家には細い形や新しい配色の作品もあります。

砥部焼(とべやき)はいつから作られた?

砥部町の公式歴史年表によると、1775年に大洲藩主が磁器づくりを命じ、1777年に杉野丈助が磁器の焼成に成功しました。地域で採れる陶石や砥石くずの利用が生産の背景にあったとされます。砥部の焼き物の歴史と、個々の窯元の創業年・作品の制作年を混同しないことが重要です。

白地に藍色の唐草が多いのはなぜ?

砥部焼の代表的な模様には、呉須の藍色で大胆に描く唐草があります。葉の渦巻きや花のような線が繰り返される姿は、器の縁や胴を飾るのに向いています。唐草は伸びる植物を表す和柄で、生命力への願いを重ねる解釈もありますが、すべての砥部焼が唐草柄ではありません。

「くらわんか茶碗」とは何?

下部が厚く、高台が広めで倒れにくい形の茶碗が「くらわんか茶碗」と呼ばれることがあります。名前は江戸時代に大坂の淀川などで「くらわんか」と声をかけて食べものを売った舟商人の器文化と結びつきます。砥部でも現代のくらわんか形の茶碗が作られていますが、江戸の舟で使われた器が全て砥部産という意味ではありません。

砥部焼(とべやき)・有田焼・備前焼(びぜんやき)を比べる

焼き物 素材・意匠 魅力
砥部焼 磁器・藍の唐草など 厚手の安定感、筆の線
有田焼 磁器・染付や色絵など 多彩な窯元と上絵付け
備前焼 陶器・伝統的な無釉焼き締め 土と炎による焼き模様

「丈夫」だから落としても割れない?

厚手の磁器には日常使いの強さがありますが、陶磁器である以上、硬い床へ落とせば割れることがあります。茶碗の縁や取っ手は破損しやすく、子どもへ渡す場合も注意が必要です。「丈夫」という評判を商品の保証と混同せず、実際の重さと取扱条件を確認してください。

食洗機・電子レンジは大丈夫?

現代の砥部焼には対応する器もありますが、すべてが使えるわけではありません。上絵、金属装飾、釉薬や形の違いがあるため、窯元が示す使用条件を優先しましょう。急な温度変化に弱いものもあるので、冷たい器にいきなり熱湯を注がないほうがよい場合があります。

記事で気になった品を見比べる

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日常の食卓で選ぶチェック

  1. 茶碗の口径・高さ・持ちやすさ
  2. 重さと高台の安定感
  3. 呉須の模様と釉薬、作家名
  4. 食洗機・レンジ・オーブンの対応
  5. 追加購入や買い替えのしやすさ
白い茶碗の説明図。上部の口径、全体の高さ、底を支える高台の位置を示し、重さと持ちやすさも確認するよう案内している。
茶碗の確認箇所を示すAI生成の説明用イラスト。特定の窯元・商品の再現や実寸図ではありません。砥部焼には多様な形や絵柄があり、実際の寸法・重さ・使用条件は製品ごとの表示で確認してください。

和の器を探す

有田焼と伊万里焼、備前焼、唐草文様もご覧ください。実物は福もの市場、古い一点ものは掘り出し物市場で探す入口があります(広告・PRを含みます)。

参考資料

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