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恵比寿講はいつ?10月20日と11月20日の違い・べったら市の由来

ふくみる編集部

葛飾北斎派による恵比寿
この記事の目次

恵比寿講(えびすこう)は、恵比寿(えびす)さまをまつり、商売繁盛や豊作への願いと感謝を表す行事です。10月20日に行う地域もあれば、月遅れの11月20日、1月20日などに祝う地域もあります。関西の「十日えびす」とも関係しますが、同じ祭りが全国一斉に開かれるわけではありません。

10月20日と11月20日、どちらが正しい?

東京都日本橋の「べったら市」は10月20日の恵比寿講に結びつく行事。一方、栃木県宇都宮市の文化財資料では、古くは旧暦10月20日と1月20日、現在は月遅れの11月20日と1月20日に各家庭で祝う例が紹介されています。長野市の西宮神社のえびす講も11月18~20日に行われます。

時期の例地域・行事見どころ
10月19~20日日本橋べったら市恵比寿講にちなんだ市と大根の漬物
11月18~20日長野市の西宮神社えびす講商売繁盛・五穀豊穣の願い
1月20日など宇都宮周辺の家庭の恵比寿講えびすさまが仕事へ出かける伝承

これは地域の事例であり、今年の祭礼開催状況や参拝受付は各主催者の最新案内をご確認ください。

なぜ商売繁盛の行事になった?

恵比寿さまは鯛と釣り竿を持つ福の神として知られ、漁業・商業との結びつきも深い神です。江戸の商家は恵比寿講に合わせて親類や客を招き、感謝と商いの繁栄を祝いました。東京のべったら市は、神社前に供物や正月を迎える品を売る市が立ったことに由来すると説明されています。

「神無月に留守を守る」話は本当?

神々が出雲へ集まるという神無月の伝承のなかで、恵比寿さまを留守神(るすがみ)として祝う説明があります。しかし、これは民俗的な信仰や言い伝えであり、歴史上の一つの出来事を記録したものではありません。恵比寿講を農家の収穫感謝として行う地方もあり、商売の神という面だけに限定しない方が地域の違いを楽しめます。

家では何を供えた?

宇都宮の文化財資料には、恵比寿・大黒の像を神棚などから下ろし、尾頭付きの魚、そば、餅、けんちん汁などを供えて五穀豊穣・家内安全を願う習わしが紹介されています。小銭を一升枡に入れるような面白い例もあります。ただし、献立や作法は地域と家庭によって異なり、全員が同じものを供えなければならない行事ではありません。

2026年の日本橋べったら市はいつ?

東京都の観光公式サイトは2026年10月19日(月)~20日(火)と案内しています。宝田恵比寿神社周辺にべったら漬などの露店が並ぶ、江戸から続く町の風物詩です。現地を訪れる際は混雑や交通規制に注意し、主催者の最新情報を確認してください。

十日えびすとどう違う?

1月10日を中心に祝う関西の「十日えびす」も恵比寿信仰の行事です。ただ、開催日や授与品(じゅよひん)、行事の成り立ちはそれぞれ。十日えびすと比べると、同じ福の神が地域の商売や季節の中で違った形で親しまれたことが分かります。

福もの市場・関連する読みもの

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参考資料

こんな福の話もあります

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