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お屠蘇とは?正月に飲む理由と屠蘇散・祝い酒の違い

ふくみる編集部

正月に使う屠蘇器と祝い酒のセット

出典: midorisyu / Wikimedia Commons「Toso by midorisyu.jpg」 / CC BY 2.0

この記事の目次

お屠蘇(おとそ)は、新しい年の健康や長寿を願って元日にいただく祝い酒です。本来は複数の生薬を合わせた「屠蘇散(とそさん)」を酒やみりんに浸したものを指しますが、地域や家庭によっては、普通の日本酒を「お屠蘇」と呼ぶこともあります。同じ言葉でも中身が違う点を知ると、お正月のしきたりが少し身近になります。

「屠蘇散(とそさん)」と普通の日本酒はどう違う?

屠蘇散は、山椒、桂皮などの生薬を組み合わせたもの。これを酒や本みりんに浸して香りを移すのが、伝統的なお屠蘇の作り方です。使われる生薬の種類や配合は時代・製品によって異なります。一方、屠蘇散を入れずに正月の祝い酒を「お屠蘇」と呼ぶ例もあります。

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屠蘇散

清酒またはみりんに浸して使う屠蘇散です。分量や使い方は商品表示を確認し、未成年者や飲酒できない方には提供しないでください。

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価格・在庫・送料は販売ページでご確認ください。

呼び方 内容 見分け方
屠蘇散入りのお屠蘇 生薬を浸した酒・みりん 原材料に屠蘇散がある
正月の祝い酒 通常の清酒など 生薬を加えていない
屠蘇器 銚子や盃などの器 飲み物ではなく道具

名前と歴史にはいくつかの説明がある

「屠」は邪気を除く、「蘇」はよみがえると解釈する説明がありますが、語源や始まりについては複数の説があります。中国の習俗を背景に、日本では平安時代の宮中行事で用いられ、その後に広まったと説明されます。

具体的な発明者を一人に断定する言い方は避けたいところです。近畿大学薬学部の薬用植物園も、お屠蘇の地域差や時代ごとの受け止め方を紹介しています。

年少者から飲むのはなぜ?

年少者から年長者の順に盃を回すという伝統的な作法が紹介されることがあります。「若い人から新年の福を分かち合う」といった説明が語られますが、現代では家族構成も暮らし方もさまざま。順番よりも新年のあいさつを交わす気持ちを大切にする家庭もあります。

アルコールと生薬の注意点

屠蘇散を入れたみりんも、アルコールを含む場合があります。20歳未満の方、妊娠中・授乳中の方、車を運転する方、お酒を控える必要のある方へは勧めないでください。生薬にアレルギーがある場合や服薬中は、成分表示を確認して医師・薬剤師に相談するのが安全です。祝う気持ちは、お茶やノンアルコール飲料でも分かち合えます。

屠蘇器を見比べる楽しみ

朱塗りの盃、黒い漆器、金蒔絵の銚子など、お屠蘇の器には工芸の見どころが詰まっています。三つ重ねの盃が付くものもありますが、必ず専用のセットを持たなければならないわけではありません。古い品を探すなら、漆の欠け、ヒビ、飲用に適した状態かを確認しましょう。飾るだけの品と実際に飲食に使う器は区別が必要です。

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三つ組盃と盃台の屠蘇器。中古品のため、状態は写真でご確認ください。

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正月の食卓をもっと知る

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参考資料

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