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百襲姫命・天村雲命とは?田村神社からたどる水と土地の神様

ふくみる編集部

水路と田畑の暮らしを描いたAI創作イラスト

ふくみる制作のAI創作イメージ。実在の人物の肖像・神像・文化財・現地風景を再現したものではありません。

この記事の目次

香川県高松市の田村神社には、水源の上に社殿があるという特徴があります。公式由緒では、農耕に欠かせない湧き水への信仰と神社の祭祀とのつながりが説明されています。ここで祀られる五柱は、まとめて「田村大神」と呼ばれます。

水と田畑が支える暮らしのAI創作イラスト
水と田畑が支える暮らしをモチーフにした、ふくみるのAI創作イメージです。実在の人物の肖像・神像・文化財・現地風景の再現ではありません。

倭迹迹日百襲姫命やまとととひももそひめのみことと湧き水の伝承

百襲姫命は田村神社の祭神の一柱です。社伝では、吉備津彦命とともに讃岐へ下り、土地の開拓に関わったとされます。境内東方の袂井たもといには、渇きを訴えた姫に侍女が袖を浸して水を差し上げたという話が伝わります。神話や伝承として読むことで、地元の水を大切にしてきた人々の営みも見えてきます。

天村雲命あめのむらくものみことと水を運ぶ物語

田村神社の公式案内は、祭神の「天五田根命あめのいたねのみこと」に天村雲命の名を併記しています。一方、宮崎県高千穂町の黒口神社では、天から地上へ水を運んだ神として紹介されます。黒口神社の本殿には昇り龍・降り龍の彫刻があり、水の信仰を建物からも感じられます。

島根県の日御碕神社では境内の御井神社、愛媛県八幡浜市では八幡神社境内の丹生神社に天村雲命が祀られています。似た神名や剣の名称だけで同一視せず、それぞれの神社が示す祭神名に沿って紹介しています。

春に蚊帳を垂らし、秋に取り外す祭り

田村神社の春季例大祭は5月7・8日、秋季例大祭は10月7・8日。春の御蚊帳垂神事おかちょうたれのしんじと秋の御蚊帳撤神事おかちょうあげのしんじが対になっています。春に蚊帳を奉納することには、作物を害する虫を封じる意味が伝えられています。

関連する神様

田村神社でともに祀られる吉備津彦命や猿田彦大神、境内の素婆倶羅社に祀られる少彦名命もあわせてたどれます。

出典

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