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稲背脛命とは?国譲りを走った使者と出雲・但馬の神社

ふくみる編集部

この記事の目次

稲背脛命いなせはぎのみことは、国譲りの物語で、事代主神ことしろぬしのかみのもとへ向かった使者として伝えられる神様です。島根県の伊奈西波岐神社いなせはぎじんじゃや兵庫県豊岡市の西刀神社せとじんじゃで祀られる神様を、神社の由緒から紹介します。

国譲りの問いを届けた使者

出雲大社と島根県神社庁の案内では、稲背脛命は天穂日命あめのほひのみことの御子神とされます。大国主大神が国土を譲るか話し合ったとき、美保関にいた事代主神へ問いを伝えるために向かった神様です。

島根では、神名を社名に残す

出雲市大社町鷺浦の伊奈西波岐神社は、稲背脛命を主祭神として祀ります。島根県神社庁は読みを「いなせはぎのみこと」、例祭日を10月8日と案内しています。物語の舞台に近い出雲で、神様の名がそのままお社の名に残っている点も見どころです。

但馬では、交通と地域開発の伝承へ

兵庫県神社庁によると、豊岡市の西刀神社では稲背脛命を配祀します。由緒は、長い道のりを進んで役目を果たしたことから、陸上・海上の交通安全や地域のまとまりに関わる信仰を伝えています。これは西刀神社が伝える地域の由緒であり、すべての神社に共通する説明とは限りません。

名前の似た神様は、資料を分けて読む

建比良鳥命たけひらとりのみことや天夷鳥命など、出雲の系譜や国譲りに関わる神名が複数登場します。ただし、文献ごとに名前と役割が異なるため、稲背脛命を機械的に一つの神名へまとめず、それぞれの資料の表記を確かめます。

あわせて知りたい神様

大国主命、事代主神、建比良鳥命。国譲りで問いを伝える神々を見比べると、同じ物語でも資料ごとの違いが見えてきます。

出典・参考資料

出典確認日:2026年10月25日。祭礼の日程や参拝案内は各神社の最新のお知らせをご確認ください。

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