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今戸焼とは?江戸の土人形と招き猫

ふくみる編集部

明治時代の今戸人形、福助とお福の土人形。

明治時代の今戸人形「福助とお福」。

この記事の目次

今戸焼(いまどやき)は、現在の東京都台東区今戸周辺で焼かれてきた陶器の総称です。江戸の暮らしに使う瓦や日用品に加え、土人形や工芸品も作られ、今戸人形は江戸東京を代表する郷土人形の一つとして親しまれました。

明治時代の今戸人形、福助とお福の土人形。
明治時代の今戸人形「福助とお福」。撮影 Marusime / CC BY-SA 4.0・出典

日用品から土人形まで

台東区の文化財解説によると、今戸焼は江戸時代中期以降、浅草今戸町を中心に生産され、瓦・生活雑器・土人形などを製作販売していました。

江戸遺跡からは今戸焼に関わる土器や瓦、人形などが出土し、窯業の広がりを示す資料になっています。現在の産地名だけで一つの決まった器形を想像するより、暮らしの器から人形まで含む地域の焼き物文化として捉えると実像に近づきます。

今戸人形と型

今戸人形は今戸焼で作られた土人形です。小さな型で同じ姿を作り、彩色する人形は、祭礼や季節の飾り、暮らしの楽しみとして江戸の人々に流通しました。台東区には今戸人形の型が文化財として伝わり、型そのものも制作と流通を考える手掛かりになります。

「今戸焼は招き猫の発祥地」と紹介されることがあります。台東区の観光案内などにもその伝承が見られますが、招き猫の起源は複数の地域が発祥説を伝えており、確定した単一の起源として断言しないことが大切です。ここでは「今戸に伝わる招き猫発祥説」として紹介します。

今戸に伝わる招き猫の由来を知ったあと、現代に作られる招き猫の表情も見比べてみましょう。下の楽天商品は現代の手描き品で、今戸焼そのものではありません。

楽天市場|今の暮らしに迎える招き猫

お腹の言葉を選べる一体と、柄を選べる白黒ペア。置く場所や贈る相手を思い浮かべながらどうぞ。

メルカリ|出品写真で見比べる今戸焼とミニチュア

古い実物の表情や状態を写真で確かめたい人に。来歴は出品者の説明として読み、写真・記載内容・傷みを合わせて確認してください。

PR・広告。価格・在庫・商品の状態は変わることがあります。特にメルカリ品は購入前に最新の出品表示をご確認ください。

資料や実物の見どころ

見る場所 手掛かり
型 表情や衣装、同型の人形を作る工夫
底・背面 型の合わせ目、窯で焼いた跡、補修
彩色 筆跡、色の重なり、後補の塗り
箱・札 旧蔵者、店名、購入時期の手掛かり

古い品は「江戸時代のもの」と見た目だけで決めず、所蔵記録、型、出土地、箱書きなどを合わせて確認します。今戸人形を含む土人形や招き猫の比較は、当サイトの招き猫の選び方と由来。招き猫の手の意味を扱った関連4コマもご覧ください、また福もの市場とメルカリ掘り出し物市場から実物を探す際の視点にもつながります。出品の有無と説明は都度確認してください。

参考資料

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