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榊とは?神棚や玉串に使われる常緑の枝

ふくみる編集部

白い榊立てに生けられた常緑の榊の枝
この記事の目次

要点:榊(さかき)は、神社の祭りや神棚で神前に供える常緑樹です。玉串(たまぐし)の枝や神籬(ひもろぎ)にも用いられ、青々とした葉が保たれることから、神さまへのお供えや祈りと結びついてきました。地域によってはヒサカキなど別の枝を「榊」として供えることもあります。

白い榊立てに生けられた常緑の榊の枝
榊立てに生けた榊。写真:Nnh / Wikimedia Commons(パブリックドメイン)

榊とはどんな木?

榊は、神事で用いられる常緑の木です。枝葉が一年を通して緑を保つことから、神さまに供える木、神さまを迎える依り代として大切にされてきました。神社本庁の案内では、家庭の神棚の両側に榊を供えることが紹介されています。

家庭の神棚に供える生榊の一例です。地域によって本榊・ヒサカキの扱いが異なるため、普段の祀り方に合わせてお選びください。

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神前に供える際は、榊の枝に紙垂(しで)などを添えて玉串にすることがあります。玉串は、枝を供えるだけでなく、参列者が祈りを込めて神前に捧げるものです。詳しくは玉串とは?をご覧ください。

神棚や神社で、榊は何のために供える?

榊は、神さまをお迎えしてお祭りする場を整えるために用いられます。神さまを迎えるための依り代となる神籬に使われることもあり、祭りの場と日々の家庭祭祀の両方に登場します。榊を供える意味や形は、神社・地域・祭典によって異なるため、全国どこでも同じ由緒があると決めつけないことが大切です。

見分け方のポイント
「玉串」は榊などの枝に紙垂や木綿を添えて神前に捧げるもの。「榊」はその枝に使われる木の名前です。玉串には、参列者が拝礼する所作も含まれます。

ヒサカキも「榊」と呼ばれることがある

植物としてのサカキ(本榊)が手に入りにくい地域では、よく似た常緑樹のヒサカキを神棚に供える習慣があります。東京都神社庁は、榊の語源や神事での役割を説明し、常緑の枝が用いられる理由を神さまの恵みが絶えないことの表れとして紹介しています。

地域によって供える木や呼び名が違うため、店頭で見かける枝が本榊かヒサカキかだけで、祀り方の良し悪しを判断する必要はありません。お世話の仕方や交換の目安は、家庭や神社の慣習に合わせましょう。

榊と紙垂・神饌の違い

もの 神前での役割
榊 神前や神棚に供える常緑の枝
玉串 榊などの枝に紙垂等を添え、祈りを込めて捧げるもの
紙垂 注連縄(しめなわ)や玉串などに付ける紙。神聖な場を示す形にも用いられる
神饌(しんせん) 米・酒・塩・水など、神さまに供える食べ物

榊に付ける紙垂については紙垂とは?、食べ物のお供えについては神饌とは?で詳しく解説しています。神棚の基本やお札の祀り方は神棚がない家のお神札の祀り方も参考にしてください。

出典

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