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高忍日賣大神とは?松前町に伝わる助産師と箒の神様

ふくみる編集部

この記事の目次

高忍日賣大神たかおしひめのおおかみは、愛媛県松前町まさきちょうの高忍日賣神社で祀られ、助産師や乳母うばの信仰を集める神様です。地域に伝わるお産の神話と、3月8日の祭りを紹介します。

産屋へ入ってきた蟹を掃く物語

神社の公式案内は、古事記や日本書紀には記されていない、このお社ならではの神話を紹介しています。豊玉毘売命とよたまびめのみことがお産をする小屋へ海から蟹が入り、高忍日賣大神に助けを求めると、神々が遣わされて箒ほうきで蟹かにを掃き、出産を手伝ったという物語です。

この伝承から、産婆や乳母、そして箒に結びつく信仰が伝わります。日常の道具である箒が神話に登場するところも、このお社の話のおもしろさです。伝承は、出産を支える人々の願いや営みを知る手がかりとして読んでみましょう。

3月8日、母子と助産師の日

公式案内では、毎年3月8日を「母子と助産師の日」とし、安産福運大祭あんざんふくうんたいさいを行います。境内には母子と助産師の碑もあります。母親と子ども、そして出産を支える人たちを、一緒に思う祭りです。

四季の農作業を描いた絵馬も

愛媛県神社庁の紹介には、四季農耕図などの絵馬が挙げられています。安産を願う信仰とあわせて、暮らしや仕事を神社へ奉納してきた地域の姿にも触れられます。夏には8月2日の虫干祭むしぼしさい、秋には10月13日から15日の例祭が案内されています。

神社は松前町徳丸にあります。見学や参拝の際は、公式サイトでその年の行事案内を確認してください。神話に描かれる出産の物語については、豊玉姫や鵜葺草葺不合命の記事もあわせて読むと、地域による伝承の違いに気づけます。

あわせて知りたい神様

豊玉毘売命、鵜葺草葺不合命、火遠理命。地域ごとに異なる信仰や伝承も、あわせてたどってみてください。

出典・参考資料

出典確認日:2026年10月25日。祭礼の時刻・参拝案内は各神社の最新のお知らせをご確認ください。

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