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巳の日の中でも、ときどき現れる「己巳の日(つちのとみのひ)」。読み方からして少し難しいこの日は、弁財天との縁が深い日として知られています。
己巳は「十干+十二支」
甲・乙・丙……という十干と、子・丑・寅……という十二支を組み合わせて日を表すと60通りになります。「己巳」はそのひとつです。
だから60日に一度
普通の巳の日は12日に一度ですが、十干まで同じ組み合わせになる己巳の日は60日に一度です。還暦の「暦が還る」という言葉も、この60の巡りにつながります。
弁財天との関係
巳の日は蛇と弁財天の信仰とのつながりから縁日として親しまれ、その中でも己巳の日を特別に大切にする寺社があります。
金運だけの日ではない
現代では「金運の吉日」という紹介が目立ちますが、弁財天は水・音楽・言葉・芸能など幅広い性格を持ちます。「必ず金運が上がる日」と断定せず、珍しい暦を文化への入口として楽しみましょう。
普通の巳の日から読む
巳の日とは?で蛇との関係を知り、弁財天の記事まで進むと、単なる開運カレンダーではない物語が見えてきます。
参拝のきっかけとして
水天宮の公式案内でも、巳の日の中で己巳の日を特に縁起のよい日として紹介しています。財布などを必ず新調しなければならない日ではありません。弁財天や白蛇の由来を知り、暮らしの節目に思いを向ける機会としても楽しめます。
出典・参考資料
水天宮「寳生辨財天」:十干と十二支、60日周期、弁財天信仰との関係(確認:2026年10月7日)。
「己」は何を表す?
己は十干の6番目。十干と十二支はそれぞれ別の周期で進み、組み合わせが60通りになると最初へ戻ります。己巳の日が普通の巳の日より少ないのは、この二つの周期が同時に「己+巳」になるのを待つためです。
寺社では特別な行事があることも
弁財天を祀る寺社の中には、己巳の日に特別な祭典や祈願を行うところがあります。ただし全国一律ではありません。訪問先の公式案内を確認してください。