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女性の30代は厄年ラッシュ?前厄・本厄・後厄が続く理由と過ごし方

ふくみる編集部

手帳とお茶を前に、穏やかに暮らしを振り返る女性のイメージイラスト
この記事の目次

「後厄が終わったと思ったら、また前厄?」「女性の30代って、ほとんど厄年なの?」。厄年表を見て、そんなふうに感じたことはありませんか。

一般的な区分では、女性の30代の厄年は、数え年32〜34歳と36〜38歳の計6年です。7年ずっと連続するわけではなく、数え年35歳は二つの期間の間にあります。ただし、地域や寺社によって扱いが異なります。まずは満年齢と数え年を分けて、並びを見てみましょう。

手帳とお茶を前に、穏やかに暮らしを振り返る女性のイメージイラスト

イメージイラスト(AI生成)

女性の30代が「厄年ラッシュ」に見える理由

神社本庁は、女性の本厄を一般に数え年19歳・33歳・37歳などとし、その前後を前厄・後厄と案内しています。33歳は大厄として意識される年齢です。[1]

30代には33歳と37歳の二つの本厄が近い間隔であるため、それぞれの前後を含めると「3年間+1年間の間+3年間」という並びになります。32歳から38歳までの7年間のうち6年が該当するので、長く続くように見えるのです。「厄年ラッシュ」は、この感覚を表す言い方として本記事で使っています。

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30代の厄年を一覧で確認|35歳はどうなる?

数え年その年の誕生日でなる満年齢一般的な区分
30歳29歳この区分では厄年に当たらない
31歳30歳この区分では厄年に当たらない
32歳31歳前厄
33歳32歳本厄(大厄)
34歳33歳後厄
35歳34歳この区分では厄年に当たらない
36歳35歳前厄
37歳36歳本厄
38歳37歳後厄
39歳38歳この区分では厄年に当たらない

この表は、神社本庁の一般的な年齢区分と、新潟・白山神社が紹介する女性の30代の並びをもとに編集部が整理しました。[1・2]左列は数え年、中央列はその年の誕生日に迎える満年齢です。

数え年35歳は、上の一般的な区分では前厄・本厄・後厄に当たりません。一方、満35歳になる年は数え年36歳に当たり、37歳の本厄に向けた前厄です。「35歳」とだけ覚えると混同しやすいので、どちらの年齢かを確かめてください。

また、富山市の日枝神社は、女性37歳の前厄・後厄の扱いについて独自の説明をしています。同じ年齢表でも、祈願の受け方まで全国一律ではありません。上の表を確認したうえで、参拝先の案内を見るのが確実です。[3]

満年齢では何歳?数え年の計算で迷わない方法

数え年は、生まれた年を1歳として、元日ごとに1歳増える数え方です。計算は「調べたい西暦年 − 生まれた西暦年 + 1」。その年の誕生日を迎えていなくても、数え年は変わりません。[1]

たとえば1994年生まれの女性なら、2026年は「2026 − 1994 + 1 = 33」で数え年33歳。本厄の一般例に当たります。同じ2026年に迎える誕生日では満32歳になるので、「まだ33歳ではないのに?」と思うのは、数え方が違うためです。

この方の30代の並びは、2025年が前厄、2026年が本厄、2027年が後厄。2028年は上の区分の間の年で、2029年が次の前厄、2030年が本厄、2031年が後厄となります。これは年齢区分に当てはめた計算例です。

数え年を詳しく知りたい方は、「厄年は何歳?数え年と前厄・本厄・後厄の調べ方」へ。来年の生まれ年を確認するなら、2027年の厄年早見表も使えます。

なぜ女性は33歳と37歳?体の変化が原因なの?

神社本庁は、厄年を家庭や社会での立場などが変わる節目として説明し、神事に関わる役割を担う晴れの年齢でもあったと紹介しています。災いへの心配だけでなく、人生の通過儀礼としての側面もあるのです。[1]

ただし、この説明から「女性は33歳や37歳に必ず体調を崩す」「ホルモンの変化が厄年の原因」と結論づけることはできません。今回確認した寺社資料は信仰や風習の説明であり、特定の年齢の医学的な危険を証明する資料ではありません。

「どうしてその年齢になったのか」という歴史的な理由を、一つの説だけで確定するのも避けたいところです。年齢表は文化の区分として受け取り、自分の体調や暮らしは実際の状況に合わせて考えましょう。

30代の厄年、毎年お祓いに行かないといけない?

日枝神社は前厄・本厄・後厄の3年の祈願を勧める一方、37歳の前後については希望に応じて受け付けると説明しています。祈願の方針は寺社によって違うため、「女性は6年間、必ず同じようにお祓いをする」と一括りにせず、気になる寺社の受付に相談してみてください。[3]

参拝するなら、生まれ年、前厄・本厄・後厄のどれか、予約の要否、受付日を確認すると準備しやすくなります。服装や持ち物は、厄払いの服装と持ち物の確認ガイドで紹介しています。

時期について、神社本庁は地域特有の風習がなければ一律の期限はないと案内しています。田無神社も、年始から節分までに限らず都合に合わせて受けられると説明しています。「節分を過ぎたからもう間に合わない」と慌てる必要はありません。[1・4]

厄年ラッシュを、30代の予定を止める理由にしない

この記事では、厄年の区分だけを理由に、結婚・転職・引っ越しなどの予定を延期することは勧めません。仕事の条件、家族の希望、準備の進み具合など、実際に確かめられることを軸に考え、そのうえで参拝を自分なりの節目に取り入れる方法もあります。

気になる年は、予定を詰め込みすぎていないか、困ったときに頼れる人がいるか、自分のための時間が取れているかを見直す機会にしてみてはどうでしょう。「ずっと悪い年が続く」と眺めるより、「何度か立ち止まって暮らしを整える節目がある」と受け止める提案です。

出来事のすべてを厄年のせいにしたり、特定の商品を買えば不安が解決すると考えたりする必要はありません。お祓いやお守りは信仰の文化として、自分が納得できる形で付き合っていきましょう。

よくある疑問

女性の30代はずっと厄年?
一般的には数え年32〜34歳、36〜38歳の計6年です。数え年35歳が間にあるため、7年連続ではありません。

数え年35歳なら、絶対に何も起きない?
厄年表は出来事を予測する表ではありません。厄年でない年の安全も、厄年の年の不幸も保証するものではありません。

出産すれば厄が落ちるの?
出産で厄が落ちるという言い伝えを、一律の事実として扱うことはできません。出産の予定を厄年に合わせることも、本記事では勧めません。

あわせて読みたい

生まれ年の確認は2027年の厄年早見表へ。参拝先を比べたい方は、関東の厄払い・厄除け5寺社もどうぞ。ほかの人生の節目や風習に興味が湧いたら、ふくみるの読みもの一覧から探せます。

出典・参考資料

[1]神社本庁「厄祓い(男性・女性の厄年、本厄等)」

[2]新潟総鎮守 白山神社「厄年厄祓・厄除け・八方除け」(女性の30代の年齢区分を参照)

[3]富山市 日枝神社「厄祓い」(数え年・祈願・地域差の参考)

[4]田無神社「よくある質問」(厄祓いの時期を参照)

確認日:2026年10月13日。表は公式案内の一般的な区分をもとに編集部が作成したものです。年齢の扱いや祈願の方法は地域・寺社で異なります。

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