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十二支の「寅」がめぐってくる日を「寅の日」と呼びます。十二支は年だけでなく日にも割り当てられるため、12日ごとに訪れます。
寅と毘沙門天の伝承
信貴山朝護孫子寺には、聖徳太子の前に毘沙門天が現れたのが寅の年・寅の日・寅の刻だったという伝承があります。同寺が寅の日を縁日とする背景の一つです。歴史上の出来事として断定せず、お寺に伝わる物語として読んでみましょう。
財布の日として人気
財布を買う・使い始める日として紹介されますが、寅の日だから財産が増えると保証されるものではありません。縁起の物語として楽しみましょう。
毘沙門天とのつながり
虎は毘沙門天の信仰とも結びつきがあります。寺院によっては寅の日を縁日として大切にします。財布だけで終わらず「なぜ虎?」をたどると文化が見えてきます。
巳の日との違い
巳の日も12日ごとですが、こちらは蛇と弁財天の信仰との結びつきで知られます。同じ「金運の日」とまとめられても背景の物語は別です。
出典・参考資料
信貴山朝護孫子寺「境内案内」:毘沙門天と寅の伝承・縁日。国立天文台「暦計算室トピックス」2023年第1号:日の干支の算出(確認:2026年10月7日)。参拝行事の詳細はお寺の最新案内をご確認ください。
寅の日に結婚は避ける?
「元の家へ戻る」連想から結婚には向かない、と紹介されることがあります。ただし、これは縁起の解釈であって結婚生活の結果を決めるものではありません。二人や家族が気にする場合の相談材料くらいに考えましょう。
虎と金運は同じ話ではない
虎の黄色い毛並みや力強さから、現代の開運情報では金運と結びつけた表現も多く見られます。ただし古い信仰と現代の商品広告は分けて考えたいところ。毘沙門天や虎の伝承までたどると奥行きが出ます。