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福を呼ぶスイーツ6選|赤福・福梅・福太郎など、縁起のよい和菓子

ふくみる編集部

皿に盛られた赤福餅とお茶。撮影:Fred Cherrygarden
この記事の目次

お土産売り場で見かける「福」の文字。紅白の最中や、色とりどりの小さなお菓子。おいしさだけでなく、名前や形に込められた願いを知ると、いつものお茶の時間が少し特別になります。

今回は、伊勢名物の赤福、金沢の福梅、三嶋大社の福太郎など、福やお祝いの文化とつながる和菓子6つを紹介します。「福を呼ぶスイーツ」は、食べれば運がよくなるという意味ではなく、幸せを願い、季節や節目を楽しむお菓子として使っています。

どのお菓子が気になる?福とつながるスイーツ6選

お菓子土地福とのつながり楽しむ場面
赤福三重・伊勢名前に込めた幸福への思い旅のお土産・お茶の時間
福梅石川・金沢など紅白の梅形で新年を祝うお年賀・新春のお茶請け
福太郎静岡・三島御田打神事の福太郎にちなむ参拝時のお茶請け・お土産
梅ヶ枝餅福岡・太宰府道真公の伝説と門前の文化参拝帰り・焼き餅好きへの手土産
おいり香川・西讃嫁入りを祝う菓子婚礼のプチギフト
水無月(みなづき)京都夏越の祓と無病息災の願い6月のお茶請け

名前に「福」が付く名物から、お祝いの日に欠かせない地域のお菓子まで。気になる一品から、その土地の文化をのぞいてみましょう。

1.赤福|名前に込められた「幸せを喜ぶ」心

皿に盛られた赤福餅とお茶。撮影:Fred Cherrygarden

写真:Fred Cherrygarden(2024)/Wikimedia Commons/CC BY-SA 4.0。縮小版使用、トリミング・色変更なし。

伊勢のお土産として知られる赤福。その名前には「赤心慶福(せきしんけいふく)」という言葉に由来する言い伝えがあります。赤福の公式FAQは、素直なまごころで自分や他人の幸せを喜ぶ意味だと紹介しています。創業当時の確かな文献があるわけではない、という説明も添えられています。[1]

「福」と名の付くお菓子でも、ここで伝えられているのは、幸せを喜び合う気持ち。家族や友人と囲むお茶の時間に、この由来をひとこと添えてみるのも素敵です。購入場所・配送対応・消費期限は、赤福の公式商品案内で確認してください。

2.福梅|紅白の梅の花で迎える、金沢のお正月

福梅(ふくうめ)は、梅の花の形をした紅白の最中です。農林水産省の伝統食図鑑は、金沢で正月に親しまれる菓子として紹介し、起源には前田家の家紋や新春の茶会などに結びつく複数の説があると説明しています。[2]

見た目の華やかさだけでなく、店ごとの餡や皮の違いを楽しめるのも魅力。具体例として、金沢の森八も福梅を扱っています。新年を祝うお菓子なので、年賀の挨拶や冬のお茶請けと相性のよい一品です。[3]

販売は年末年始を中心とするため、通年で買えると考えず、その年の販売期間を確認しましょう。日持ちや原材料も製品によって異なります。森八の福梅公式案内で、取り扱い時期や包装を確かめられます。

3.福太郎|三嶋大社の「福の種」を思わせる草餅

静岡・三嶋大社の縁起餅「福太郎」は、草餅をこしあんで包んだお菓子。大社の公式案内は、御田打神事に登場する福太郎の顔を餅に表していると説明しています。[4]

この神事は、その年の豊作や平穏を先に祈る「予祝」の文化とつながります。菓子の姿の向こうに、稲作と人々の願いがあると知ると、小さな草餅も違って見えてきそうです。

参拝時のお茶請けや旅のお土産に気になる方は、三嶋大社の福太郎公式案内へ。

4.梅ヶ枝餅|道真公の伝説が残る太宰府の名物

太宰府の梅ヶ枝餅。梅の焼き印がある丸い焼き餅

写真:Kyoww(2009)/Wikimedia Commons/パブリックドメイン。

梅の焼き印と、こんがりした餅の表面が印象的な梅ヶ枝餅。太宰府市は、小豆餡を生地で包んで焼くお菓子で、梅の果実を使った菓子ではないと紹介しています。名前から梅味を想像すると、ちょっと意外ですね。[5]

名の由来には、食べ物に困る菅原道真公へ老婆が梅の枝に餅を刺して差し入れたという伝説があります。ここでは「食べれば必ず合格する」といった効果ではなく、参拝の思い出や道真公への親しみにつながる門前菓子として取り上げます。[5]

有名店の具体例は、太宰府市の案内にも登場するかさの家・きくち。店選びは太宰府市の梅ヶ枝餅紹介を入口に、各店の現在の営業・販売情報を確かめてください。

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冷凍配送の商品です。数量・お届け条件・賞味期限を注文前にご確認ください。

5.おいり|小さな丸い粒に、お嫁入りのお祝いを

香川・西讃の嫁入り菓子として伝わるおいり。香川県の資料でも、地域に受け継がれる婚礼のお菓子として紹介されています。[6]

色とりどりの小さな米菓は、贈る側も受け取る側も笑顔になりそうな姿。結婚のお祝いを分け合う品として選ぶなら、袋の量や包装、運んでいる間の割れにくさも確かめたいところです。詳しい由来や選び方は、香川のおいりの記事へ。

6.水無月(みなづき)|一年の折り返しに、健やかさを願う

仙太郎の水無月。三角形の生地に小豆をのせた和菓子

仙太郎の水無月。写真:Kykk wiki(2022)/Wikimedia Commons/CC0 1.0。

三角形の生地に小豆をのせた水無月は、京都の6月30日、夏越の祓と結びつく和菓子です。京菓子の笹屋伊織も、夏越の祓の日に水無月をいただく風習を公式に紹介しています。[7]

お正月だけでなく、年の途中にも健やかさを願うお菓子があるのは、日本の季節の楽しさの一つ。三角形や小豆にまつわる説明、種類の違いは、水無月と夏越の祓の記事で詳しく紹介しています。販売時期は店によって異なるため、6月以外に常に買えるとは限りません。

手土産にするなら、縁起と同じくらい「渡しやすさ」も大切

旅先で一緒に食べるなら、赤福・福太郎・梅ヶ枝餅などの門前や参拝に結びつくお菓子。新年なら福梅、婚礼のお祝いならおいり、6月の季節の挨拶なら水無月。まずは渡す場面から選ぶと、由来も自然に伝えられます。

持ち運ぶ時間、消費期限・賞味期限、保存温度、個包装の有無、相手が好きな味も確認しましょう。原材料とアレルゲンは、写真や菓子の一般名ではなく、実際に購入する商品の表示を基準にします。

添える言葉は「これを食べれば運が上がる」より、「新しい年も楽しく過ごせますように」「お祝いに、福の名前のお菓子を選んだよ」くらいが心地よさそう。相手の幸せを思う気持ちを、お菓子と一緒に届けてみませんか。

あわせて楽しむ、福とお菓子の文化

配りやすいお菓子を考えるなら、七福神あられの選び方も参考になります。祝いの習慣はおいり、季節の風習は水無月の記事へ。ほかの福文化は読みもの一覧から楽しめます。

出典・画像について

[1]赤福「よくあるご質問と回答」/[2]農林水産省「福梅」/[3]森八「福梅」

[4]三嶋大社「縁起餅『福太郎』」/[5]太宰府市「道真公ゆかりの梅ヶ枝餅」

[6]香川県「甘い誘惑、懐かしのスイーツ」/[7]笹屋伊織「水無月販売のお知らせ」(2026年)

資料確認日:2026年10月13日。由来には伝承や諸説を含みます。実物写真の撮影者・出典・利用条件は、各写真の近くに記載しています。販売期間・価格・在庫・発送条件は、最新の公式案内をご確認ください。

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