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絵馬には、かなえたい願い事や感謝の気持ちを分かりやすく書けば大丈夫です。絵柄のない面に願いを書く例が多いものの、全国の神社で統一された厳密な書式があるわけではありません。合格祈願や家内安全、商売繁盛などの言葉を簡潔に書く方法も、文章で気持ちを添える方法もあります。最初に、その神社が示す書き方や奉納場所を確認しましょう。
絵馬とは?祈願を表す板絵
神社本庁によると、絵馬はかつて神々に本物の馬を献上した習わしを背景とするもの。生きた馬の代わりに馬像、さらに馬を描いた板絵が奉納されるようになりました。現在は馬の絵に限らず、干支・社紋・ゆかりのモチーフなど多彩な絵馬が見られます。詳しくは絵馬にはなぜ馬の絵が描かれる?で紹介しています。
絵馬はどちらの面に書く?
一般的には、絵柄や神社名のある面と、願い事を書くための余白がある面に分かれます。多くの絵馬では無地の裏面へ記入しますが、デザイン上表側へ書くものや専用の記入欄があるものもあります。案内がある場合はそれに従ってください。
願い事の書き方は「断言型」か「お願いします型」か
「○○できますように」「○○を目指して努力します」のどちらでも、自分の気持ちに合った書き方でかまいません。産泰神社の公式解説でも、特定の書き方に決まりはなく、短い「合格祈願」だけでもよいとされています。語尾を一つ間違えるとご利益がなくなる、と心配する必要はありません。
願い事別の例文
| 願い | 書き方の例 | 工夫 |
|---|---|---|
| 合格祈願 | 目標の学校に合格できますように | 学校名を公開したくなければ省略 |
| 家内安全 | 家族みんなが健やかに過ごせますように | 個人情報は書きすぎない |
| 商売繁盛 | お客様に喜んでいただける一年にします | 具体的な顧客情報は不要 |
| お礼・感謝 | 昨年の無事をありがとうございます | 短い感謝でも十分 |
名前や住所は必ず書く?
奉納された絵馬は、ほかの参拝者の目に触れることがあります。産泰神社の解説では、名前・住所・日付などは書ける項目として紹介されますが、内容が人目に触れることも踏まえ、見られたくない情報は書かないよう案内しています。フルネーム、番地、電話番号、学校の受験番号などを不用意に公開しないことが重要。神社の指定事項がある場合は別ですが、無条件に個人情報をすべて書かなければいけないわけではありません。
奉納するときの手順
- 参拝先の案内を読み、絵馬を授与していただく
- 用意された筆記具やペンで願い事を書く
- 名前・日付などは神社の案内とプライバシーを考えて決める
- 指定された絵馬掛けに、ほかの絵馬を傷つけないように掛ける
- 奉納後に撮影するときは、ほかの方の個人情報が写らないよう配慮する
紐を枝や柵に勝手に結んだり、指定外の場所へ吊るしたりしないようにしましょう。
願いがかなったら?
お礼参りをする習わしもありますが、日付や返納方法は各神社に確認してください。願いがかなわなかった絵馬を「悪い絵馬」と考える必要もありません。努力した過程を振り返り、次の目標へつなげるきっかけにするのも一つの見方です。
お守りとの違いと関連記事
絵馬は願いを文字にして奉納するのが中心ですが、お守りは持ち歩いたり身近に置いたりする授与品です。寺社の授与品と市販の縁起物の違い、初穂料の意味も参考にしてください。絵馬は原則として参拝先の案内に従って奉納し、一般の土産物と混同しないようにしましょう。



