
この記事の目次
まず3つだけ
- 絵馬の「馬」は、本当に馬を神さまへ奉っていた文化につながります。
- 生きた馬から馬像、そして板に描いた馬へと形が変わりました。
- 今では干支や神社ゆかりの動物など、多彩な絵柄があります。
神社で願い事を書く小さな木の板「絵馬」。でも、なぜ名前に「馬」が入っているのでしょう。
もともとは本物の馬を奉っていた
古くは祈願のため、神さまへ馬を奉る文化がありました。神さまへ奉る馬は「神馬」と呼ばれます。
本物の馬から「馬の絵」へ
生きた馬を奉るのは大きな負担です。やがて馬そのものの代わりに馬の像、さらに板などに馬を描いたものが奉られるようになったとされています。
名前の謎はここ
「馬を描いた絵」から絵馬。小さな板の向こうに、本物の馬を奉った時代がつながっています。
「馬を描いた絵」から絵馬。小さな板の向こうに、本物の馬を奉った時代がつながっています。
今の絵馬は馬だけじゃない
現在は干支、祭礼、神社ゆかりの動植物など、さまざまな図柄があります。絵柄を見るだけでも、その神社が大切にしている物語を知る入口になります。
願い事は何を書けばいい?
願いを簡潔に書けば十分です。「合格したい」とともに「毎日勉強を続けます」のように自分の行動を書くのも一つの形です。住所や電話番号など個人情報の書きすぎには注意しましょう。
神社ごとの絵柄を見るのも面白い
天神さまと牛、稲荷神社と狐、春日大社と鹿などを知ってから絵馬を見ると、「なぜこの絵?」が分かることがあります。
絵馬は持ち帰ってもいい?
一般には願いを書いた後、境内の絵馬掛けなど指定された場所へ奉納します。ただし授与の仕方や扱いは神社ごとに異なります。記念品のように自己判断するより、迷ったら授与所で確認するのが確実です。
願いがかなった後は?
お礼参りの考え方はありますが、「必ず同じ絵馬を返さなければ災いがある」というものではありません。願いの節目にもう一度参拝し、感謝を伝える。絵馬を結果だけの道具にせず、参拝の記憶として見ると付き合いやすくなります。
参考にした資料
神社本庁などの神社文化に関する解説を参考に構成しています。