本文へスキップ
ふくみる福のいわれを、暮らしの楽しみに。
ホーム / 読みもの

FUKUMIRU

八十八夜とは? 「夏も近づく」立春から88日目と茶摘みの季節

ふくみる編集部

緑の茶畑
この記事の目次
🍵

まずここだけ

八十八夜は立春から数える日本の雑節。茶摘みと農作業の季節を知らせる、暮らし寄りの暦です。

「夏も近づく八十八夜」という歌で知られる八十八夜。これは二十四節気そのものではなく、日本で使われてきた「雑節」のひとつです。

何から数えて88日?

八十八夜は立春から数えて88日目。現在の暦では例年5月初めごろに訪れます。立春の日付が動くため、八十八夜も完全な固定日ではありません。

なぜ農作業の目安になった?

春から初夏へ移る時期で、種まきや茶摘みなど農作業の節目として意識されてきました。一方で遅霜が発生することもある時期で、「八十八夜の別れ霜」という言葉もあります。

新茶と八十八夜

八十八夜といえば茶摘み。実際の収穫時期は産地や品種、天候によって異なりますが、八十八夜に摘んだ茶を縁起物として扱う文化もあります。

「八」が重なる縁起

八十八という数字は「八」が重なり、末広がりを連想させることから縁起のよい日として語られることもあります。ただし八十八夜の本来の役割は、季節と農作業を知らせる暦の目安です。

日本生まれの季節の暦

中国由来の二十四節気を日本の気候に合わせて補うため、八十八夜のような雑節が使われました。福暦ではこうした「日本で育った暦」も紹介します。

八十八夜のお茶は必ず高級?

摘採時期や品質は産地・品種・天候・製法で変わります。「八十八夜摘み」という言葉だけで品質が一律に決まるわけではありません。縁起と商品の品質表示は分けて見るのが安心です。

八十八夜は二十四節気ではない

立春や春分は二十四節気ですが、八十八夜は「雑節」。日本の季節感や農作業に合わせて使われてきた補助的な暦です。土用、彼岸なども雑節として扱われ、外国から入った暦を日本の暮らしに合わせてきた工夫が見えます。

新茶はいつでも八十八夜摘み?

茶の芽の育ち方は産地やその年の天候で違うため、実際の摘採日は八十八夜と一致するとは限りません。商品名に「八十八夜」とある場合も、産地や摘採時期など販売者の説明を確認すると安心です。

つづけて読む
立春からたどる →